お子さんが2歳を過ぎるとそろそろ気になりだすのがトイトレ(おむつはずし)ですね。周りのママさんたちが始め出したらうちもしなきゃ、と焦ってしまうかもしれません。
ただし、トイトレにはコツがあります。やみくもに始めても、まだ最適なタイミングではなかった・・なんてことも。時期を見誤ると余計に時間がかかってしまって親子共に疲れてしまいます。
ここでは、
- トイトレを始める目安
- 準備しておいた方がいいもの
- 実際の進め方
- ママの心得
これらについて筆者自身の3人の子供のトイトレ経験からお話していきますので、よかったら参考にしてください。
トイトレはいつからスタートしたらいい?
一般的には2歳以降からスタートするイメージをもたれているかと思いますが、実際には子供の発達次第となります。
- 発達の目安
膀胱におしっこを貯めておける
おしっこの出る間隔が1時間以上空く
自分の意志を周りに伝えられる
この3つの発達が揃えば、そろそろトイトレのタイミング、と言えます。
反対に、これらの発達を待たずに始めてしまうと、余計な時間がかかってしまいかねず、挫折をしてしまったり、親子共にストレスを感じてしまったりするかもしれません。まずは焦らず、発達具合を見極めていきましょう。
準備した方が良いもの
トイトレを始めるにあたり、事前に準備しておいた方が良いものがあります。
順番に説明していきますね。
自分で選んだ布パンツ
トレーニングパンツでもいいですが、お兄さん・お姉さんパンツだよ!どれにする?
といきなり布パンツを選ぶ方が、子供のテンションは上がります。
もちろん、トレーニングパンツの方がお気に入りの柄がある場合はそちらでも構いません。
子供が自分の気に入ったものを選ぶ、というのがポイントです。
男の子なら大好きな戦隊モノや電車柄、女の子なら可愛いピンクのキャラ物など、かなり喜びます。
最初はたくさんお漏らしする可能性があるので、8枚くらいあると安心です。
兄弟のいる男の子にはポケモンは大人気!
どれがいい?と聞いてみましょう。
女の子にはかわいいサンリオのパンツもあります。
補助便座
オマルを使用する人もいるかもしれませんが、うちの場合はオマルではなく補助便座を使用しました。
オマルを使用していまうと、そこからまた便座への移動というミッションが生まれてしまう気がして、最初から便座に補助をつけて挑みました。
中にはトイレに行く、トイレに座る、という行為を嫌がるお子さんもいます。
その場合には、音の出る機能付きの補助便座で、トイレに行く・座るを楽しむ工夫をしてあげると、比較的嫌がらずにトイレへ誘導できる優れものもあります。
できたよシールと台紙
これはあってもなくてもどちらでもいいとは思いますが、トイレに貼っておくと喜ぶお子さんもいます。イオンやダイソーなどで売っています。
シールを貼りたくて頑張る!というモチベーションにもつながります。
もしお母さんが面倒でなければ、子供と二人でシールを選んで一緒にトイレに貼るとやる気も出てきます。
もしもトイトレで使わなかったり余ってしまったりしても、その後何かと使えるのができたよシールです。
お手伝いや宿題にも応用が利きます。
トイレに関する絵本
生まれてからずっとおむつを履いていると、トイレ自体何をするところなのか子供にはわかりません。
トイトレを始める前からトイレに関する絵本を読んで、少しずつトイレでおしっこやうんこをすることの概念を植え付けておくといいでしょう。
すると未知の段階で突然始めるよりもスムーズに進みます。
しまじろうのYouTubeやこどもチャレンジにもトイレのお話があります。
ちなみにうちでは「ノンタン おしっこしーしー」と、「ひとりでうんち」がお気に入りのトイレ絵本でした。
何か1冊、お気に入りのトイレ絵本を見つけてみてください。
踏み台
トイレを怖がってしまう子の中には、足がつかなくて怖い、という理由もあるかもしれません。
また、うんこをするときに踏ん張れないとなかなか上手く出せない、ということが起こります。
親が付きっきりなら、なくても何とかなりますが、踏み台があると自分でできるようになるのが早まります。
まだ一人ではトイレに座れなかったり、男の子の場合のおしっこが届かなかったりとなにかと不便です。
少々お値段ははりますが、あるとかなり便利なので検討することをオススメします。
我が家にはこのタイプがありますが、便利です!
だた、8歳になる長男には少し邪魔なようで・・たまにこの台の上にこぼします。。
トイトレの進め方
発達具合を見極め、準備するものもオッケー、となればいよいよスタートです。
まずは本人にその日履くパンツを選んでもらいます。
このとき、楽しい雰囲気で盛り上げてください。
そして1時間置きくらいで時間を決め、トイレに誘います。
もし途中で漏れてしまっても、決して責めずにパンツを替えます。
そこからまた1時間後に誘います。
途中で本人がおしっこと言ってきたらもちろん連れていきます。(初日はほぼありません)
初日はそんな感じで、ほとんど漏らされる覚悟をしておいてください。
おしっこが出て濡れた、という感覚を覚えるのも大事なトレーニングになります。
2日目以降も同様に進めますが、早い子だと自分でおしっこ出る、と教えてくれ始めます。
そのときにもしおしっこが出たら、大げさに褒めてあげましょう。
その繰り返しです。早い子で2日、ゆっくりでも1週間ほどで漏らすことが減ってくると思います。
ママの心得
トイトレが上手く行き始めても、より戻しも十分にあり得ます。
そんな場合にも、決して叱ったりせず、普通のこととして処理してあげてください。
ついイライラして余計な一言を言ってしまうこともあるかもしれませんが、子供にとっては初めてのこと。上手くいかなくて当然、と思っておきましょう。
うちの場合は三者三様でした。
長男は保育園に行っていたので家で本格的にトイトレはせず、保育士さん任せでした。
なかなか上手くいかず、おねしょされたお昼寝布団をだいぶ長い間持ち帰っていた記憶があります。
次男は3人目の妊娠中だったので、おうちでトイトレしました。
今回紹介した方法で進めましたが、2.3日で成功しました。
うんこだけはたまに漏らしたりして、何度もうんこ付きパンツを洗ったことがあります。
夜のおむつに関しては、昼のトイトレを始めたタイミングで本人がおむつを拒否したので初日からパンツで寝ています。
でも不思議なことにほぼ夜のお漏らしはありません。機能的な面でちょうどいいタイミングだったのかもしれません。
3番目の子は、保育園でのトイトレでした。
次男の成功体験があるので、パンツを準備したり家でできたときや保育園での報告を受けたときに大げさに褒めたりして順調に進み、1週間ほどで成功しました。
現在2歳と9か月、たまにうんこのお漏らしがありますが、ほぼ失敗なく暮らしています。
次男の成功体験があるからこそ、ゆったり構えられたのだと思います。
お子さんによっては大変なこともあるかもしれませんが、トイトレはママと子供の最初の大きなチャレンジです。
一緒に楽しんで乗り越えることで自己肯定感も高まり、絆も深まります。
上手くいったらおむつがなくなり経済的にも荷物の重量的にも軽くなります。
成功をお祈りしています!
読んでいただきありがとうございました。
コメント